家族葬が広く行われるようになった背景は

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2017年05月22日

お葬式の形が時代と供に変わって来ているようです。戦後から昭和の時代、そして平成初期までは個人が亡くなった時には個人葬と言われる、亡くなった人を盛大に送り出すお葬式が多く見られました。それがバブルが弾け、世の中が落ち着いた時から少ない人数での家族葬が、主体で行なわれるようになって来ました。

家族葬と言っても、式に決まりがある訳ではありません。式に呼ばれる人たちも、家族と親戚の人のみと言う形もあれば、これらの人たちに加え、親しくして来た人や友人なども参列することもあるようです。亡くなられた本人の希望も、小さく静かな式を望む人が増えたことと、葬儀費用が莫大になったため、葬儀屋へ支払う金額も増えたことから余計な費用を節約する葬儀を行う人が増えました。

内密で行うことが多くなったことから、呼ぶ人が少なくなり、そのため後々に問題になることが、何故葬式に呼んでくれなかったのかと不満を表す人が出て来たことです。仲の良かった人へは、葬儀の内容を予め説明しておき、その後でも改めてお線香を上げていただくことも考える必要があるようです。

家族葬を行なう時には、難しい判断をすることも予想されますので、慎重な行いから、クレームの来ない方法を探す必要も出て来る場合があると知っておきましょう。

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