葬儀業者と営業スタイルに関して

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年05月17日

人間の生死は時間を問わないと言われていますが、葬儀屋の営業時間は24時間です。深夜に病院で亡くなった際にも、電話一本で遺体を引き取りに来てくれます。家族や親類からすればありがたいことですが、実際に働いている立場になれば大変です。

仮眠こそ取れるものの、心身が休まる時間がないのが現状ではないでしょうか。電話が数本かかってくる時もありますし、一本も電話がないまま朝を迎えることもあります。ナーバスな仕事であることは確かですが、彼らの献身的な仕事が日本を支えているのではないでしょうか。

葬儀屋のスタッフはベテランが多いイメージがありますが、近年は若いスタッフが増えているようです。数年前になりますが、納棺師を題材にした映画が大ヒットをしました。それまでのイメージを覆す作品になっていて、興味を持つ若者が増えたことが影響しています。

生半可な気持ちでは続けられない仕事ですが、体力面を考えると若いスタッフは必要不可欠ではないでしょうか。高齢化社会が進んでいる日本においては、亡くなった方や遺族の意向に添える葬儀・告別式が求められています。

社員教育はもちろんですが、地域に密着した活動が重要になるのではないでしょうか。

PAGETOP